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松見の滝(青森県) |
7時に十和田湖温泉を出発して、奥入瀬渓流を経由して一路八甲田山へと向かう。駐車場から片道徒歩9Kmの道程を、降りしきる雨の中を黙々と歩き続けてやっと「松見の滝」に到着。
突然、眼前に広く開けスケールの大きな雄姿を現し、滝水が堂々と飛沫を降らし続けている。この自然の雄大さにただただ圧倒されるのみである。
ずぶぬれになりやっと自動車に戻り、着替えて秋田県に引き返し、八幡平温泉郷東トロコ温泉に宿泊し、露天風呂で疲れを癒す。
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くろくまの滝(青森県) |
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不動の滝(岩手県) |
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七 滝(秋田県) |
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法体の滝(秋田県) |
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安の滝(秋田県) |
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茶釜の滝(秋田県) |
私達2人は、8時30分にホテルの前で、ガイド、加古川の親子3人と待ち合わせをして、6人揃って出発。
湿原八幡平で昨日までの雨で濡れた木道を滑らぬように用心して歩き、200mの急崖で熊が出ないようザックの鈴を鳴らしながら登り、頂上で一服、タバコが美味しい。
今度は400m下り、ここで身支度して地下足袋に縄を巻き、増水した急流を股まで浸かりながら下りる。鎖を頼りに滝を降り、更に支流を上る。最後の難関は、60mはあろうか? 垂直の梯子。足が震える、下を見ないようにして一歩づつ登る。
さあやっと着いた、すぐ目の前に飛沫をあげてドウドウと落下する秘漠中の秘漠「茶釜の滝」。この滝は、訪れる人も少なく年間10人足らずと聞く。
往復8時間もの行程で今回の旅のメインでもあり、100選中の92本踏破の中でも2番目に厳しいコースであった。
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秋保大滝(宮城県) |
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三階の滝(宮城県) |
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滑川大滝(山形県) |
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七ツ滝(山形県) |
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白糸の滝(山形県) |
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銚子ケ滝(福島県)
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乙字ケ滝(福島県)
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三条の滝(福島県) |
福島県「三条の滝」は、水量の多さでは日本一といわれている尾瀬沼と尾瀬ケ原全水系を集めた只見川本流に架かる豪瀑である。華厳の滝よりも一段と規模も大きく勇壮だ。
木道を3時間半歩き、急崖を下りると、いきなり飛沫の洗礼である。汗を流しただけ、その分お返しのある素晴らしい滝であった。
檜枝岐(ひのえまた)村の旅館で頂いた”イワナの骨酒”大変おいしかった。 |